劫財
定義
劫財は日主に対し同五行で陰陽が異なる。例:甲日に乙、庚日に辛。「劫」は力の冲・奪を示すが、なお分析記号であり道徳ラベルではない。
判定の仕方
判定は比肩と同様:「同我」を確認し、陰陽が反対かを見る。劫財が透干かつ通根なら、行動感と争夺感は比肩より強いことが多い。
よくある象義
- 競争・衝突・勇往:決断が速い一方、衝動にもなりやすい。
- 財の争夺と破耗:身強財弱で劫が重いとき、伝統は資源の不安定をより警戒。身弱では道を開く助けになることもある。
- 対人:同輩の摩擦と義気が併存しうる。整盤で見る。
- 官殺との関係:劫財が官を剋する構造では、規則感と個性の衝突を論じやすい。
使用の境界
「敗財」は旧称の習慣。現代解釈では汚名化を避ける。すべては日主・従格・歳運の組合せに従う。
落点の宮位(年/月/日/時)、通根の深浅、大運流年の重ねが、重みを変える。十神の名称だけで事を断じない。